5月15日は松原小会場にてEリーグの試合を男女2試合づつ行いました。
松原ミンツは主に世田谷区の大会、東京都の大会、そしてEリーグに参加しています。Eリーグとは「Educational-League」の略で有志のチーム16〜17チームで行われています。Educationalの名の通り、選手も指導者も「学ぶ」ことを大切にしたリーグで、素晴らしいチームが集まっており、非常に質が高く激しいゲームが繰り広げられています。
他の大会との大きな違いは、ミニバスルールではなく基本的に一般ルールで行われていること。これは中学バスケにスムーズに対応できるようにという考えのもとに採用されています。
いろいろ違いがあるのですが、技術的にも戦術的にも一番の違いは3Pシュートがあるということでしょう。私は一人のコーチとしてU12世代に3Pシュートが絶対に必要だと考えています。単に打てる入るの問題ではなく、3Pの有無でバスケットというゲームが大きく変わるからです。ディフェンスも必死のクローズアウトが必要になりますし、オフェンスもインサイドからアウトサイドへの、いわゆるキックアウトのパスが求められます。コートを広く使う意識が身につきますし、視野の広さも成長します。まさに中学バスケに直結するのです。
地元の強豪チームに進んだ松原ミンツの卒業生(Eリーグ優勝世代)も、スムーズに中学バスケに適応して1年生から試合に出させてもらっている選手が何名かいます。もちろん個人の能力もありますが、U12のうちから一般ルールで3Pを狙う&守るバスケットをしていた経験は大きいはずです。
さて、肝心の試合結果ですが、男女ともに0勝2敗。厳しい結果です。
しかし女子は1試合はワンゴール差ともう一歩のところまで追い詰めました。相手はEリーグの強豪です。内容もポジティブでこれからの期待を感じさせるものでした。
男子は主力が一人欠場、さらに早々にもう一人捻挫でリタイアするなどの悪条件がありましたが、それでも残ったメンバーで十分に戦えるチームのはずです。しかしキャプテンとエースの二人が気持ちで負けてしまいました。こういったハートの強さを育てられるのもリーグ戦の良さです。次があります、活かせば良いのです。成長すれば良いのです。
ちなみにこの試合、相手の3ポイントが5本ほど決まり点差をつけられました。これぞEリーグ!
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